Jonny and Julia's Home

ダイビング・日常のこと・変な生物のこと綴ってます・・

極小農園日誌 荻原浩

はじめてのエッセイだそうです・・ ちょっと意外・・・ バブルの頃まではコピーライターだった作者が、今は作家になっていたきっかけとなる家族のエピソードや畑のお話が面白いです。 絵もご本人が書いてるとのことで、驚きました。 もっとエッセイ出してほ…

海馬の尻尾 荻原浩

ヤクザが、反社会性パーソナリティ障害と診断され、治療に参加する。 その参加プログラムでいろいろな事件があって…という話です。 ユーモアミステリーではないが、社会派というほど堅苦しくもありません。 1/4くらいまでは今まで読んだ荻原浩の作品で「最低…

ギブ・ミー・ア・チャンス  荻原浩

短編8作。 少し物悲しく切ない話までバラエティーに富んでいます。 必死なのは十分伝わってくるけど空回りばかりだから、 応援したくなるようなお話ばかり。 面白いので、サクサク読めちゃいます。 ごく普通の人々の日常に少し変化を与え、感情表現や心理描…

仮想儀礼 篠田節子

上下巻からなる長編小説です。 洞察力が優れている主人公の教祖は元都庁の職員。 ビジネスセンスがある元編集者の矢口誠ト二人デ始めた宗教団体「聖泉真法会」は、予想以上の成功を収めます。 職を失った男二人が起死回生で始めたのは、宗教という名のビジネ…

ひまわり事件 荻原浩

隣接する老人ホーム「ひまわり苑」と「ひまわり幼稚園」は、理事長の思いつきで、相互交流を開始する。当初は困惑するものの、しだいに打ち解けてゆく園児と老人たちだが、この交流が苑と園の運営を巡り、思わぬ騒動を引き起こす。 老人たちと園児らの不思議…

「ゴールドゲーム」萩原浩

四年前の中学 クラスのイジメの男の子の復讐ストーリー 先生までもイジメに荷担 読んでるうちにマジ怖いです。 気づくと復讐するほうに感情移入する始末。😅 ラストも切なすぎる あっという間に読んだので面白かったが、二度と見たくない。 夜読みたくない本で…

「メリーゴーランド」荻原浩

うーん。 いまいち。 この作家は、お笑い系か社会的な内容のどちらかで、この本はお笑いでした。 評価は良かったんだけど。 市役所職員のお話てす。 個人的には「県庁の星」の方が面白いです。 ちと、くどい話の展開なのよね。

「砂の王国」 萩原浩

荻原浩の本って大きく分けると、お笑い系か社会系かで別れるんだけど。 今回は社会系! 今まで読んだ中で一番ぐっと引き込まれて、あっという間に読めた。 中々読み応えあります そうゆう本ってたいてい、映画やドラマ化されているもんですけど、この本に限…

「押し入れのちよ」 荻原浩

ミステリー好きな人には物足らないかも 短編小説です。 さくさく読めます。 私には充分怖いです・・・

「家族写真」 荻原浩

短編集で、サクサク読めます。 マラソンとふくよかな男性の話がめちゃくちゃ面白くて、ジヨニ夫に勧めました(笑) 気楽に読めてお勧め!

「花のさくら通り」荻原浩

私の好きなユニバーサル広告代理店のシリーズのユーモアなお話だから、期待したのに。 たぶん、ストーリーは面白いんだと思う。 実は真面目な話で、どころどころクスクス笑えるんだけど。 どうもこの内容にしては、展開が長くイライラ。 登場人物多過ぎ! 読…

「さよならバースディ」 荻原浩

1/3位まで、つまならくて読むの辞めようかと悩みましたが、期待どおり中盤からは、サクサク読みました。 主人公の彼女にプロポーズをした次の日に、突然死んでしまうところからミステリーが始まります。 研究プロジェクトの二人の関係者のミステリアスな死が…

「二千七百の夏と冬」 萩原浩

この作家の本で一番つまらなかった・・・ この作家の本は、中盤から後半にかけて楽しくなることもあったので、頑張りましたが・・ 口コミのレビューがかなり評価高いので期待したのだが・・・ 私には想像力が欠けているのかもしれない・・・ 現代(2011年311…

「誘拐ラプソディ」 荻原浩

映画にもなった本です。 これ本より、映画の方が楽しいと思う。 初めの1/3位まで、ユーモア小説なのですが、笑えなくて・・・ 誘拐犯が前科ありありで、それでも雇っくれる社長からお金借りて、殴って、車盗んで・・・ ヤクザに追っかけられるという状況 ヤ…

「神様からひと言」 荻原浩

2002年の本ですが、あんまり古さ感じないです。 笑えて元気になれるし、終わりがすっきり! こうやって会社辞められたら、気分爽快でしょうね。 転職してトラブルを起こし、リストラ要員収容所の「お客様相談室」へ配属。 風変わりな同僚に囲まれながらもク…

「愛しの座敷わらし」 荻原浩

ほっこりする話で面白いです。 朝日新聞の連載で映画にもなったそうです。 お父さんの転勤で、古民家に強引に引っ越した家族のお話。 バラバラだった家族が1つにまとまるお話です。 ジョニ夫が、「どう?その本おもしろい?」 私 「うーん。お父さん転勤で…

「俺たちの戦争」荻原浩

結論から言う この本、学生時代に読んでおけば良かった・・・ この本だったら、もう少し早く戦争について勉強できたはず。 戦争の本ってどうも避けてしまいがちなのですが、この本は、「愛と青春の戦争小説」 って書くと、固く見えちゃうんだけど、この私で…

「最悪」  奥田英朗

久しぶりの奥田英朗。 これでおそらく、全部この方の本は読んだのではないかな?! 本の内容は、3人のお話が同時進行です。 どんどんこの3人が不幸になっていくので、読んでいると辛くなりますが、グイグイと引き込まれて、気が付いたら、分厚い本なのに、…

「コンビニ人間」 村田沙耶香

FBフレンドさんに勧められて読んでみました・・・ ごめんなさい・・ 全く、私には、受付けつけられない本でした。 不快感しか残らない。 とにかく気持ち悪く、読後感も嫌なものが残る。 時間がもったいないとまで思ってしまった・・ この本は、2年前に芥川賞…

「噂」荻原浩

とにかく後味の悪い本です。 宮部みゆきの怖さとは違います。 前回の痛快で愉快な本を書いた同じ人とは思えない。 読み出したら、サクサク読むんだけど、殺人の本って、夜読みたくなくてねぇ。 体力気力ないと読めないです。

なかよし小鳩組  荻原浩

広告代理店とお客のヤクザの話。 「おろろ畑」のシリーズで、前作よりドタバタではなく、気持ちよく笑える!! 痛快ユーモア小説。 最高! 途中マラソンネタになり、最後はどうなるかと思えば、どんでん返しがあり!! お勧めの本です!

明日の記憶 荻原浩

年末から読んでたのですが、通勤の時間以外読みたくなくて、進みませんでしたが、読み終わりました。 いつ自分が、アルツハイマーになってもおかしくない。 怖いお話です。 映画にもなりました。 心配し過ぎもよくないけど。 考えたくないけど。 両親、兄弟…

海の見える理髪店 荻原浩

短編集です。 どこにでもありそうな身近な話をコミカルに、でも切なく描いてます。 でもこれ直木賞? さっと読めます。 他にもっとこの方の本は面白いのあるはず!

荻原浩 「おろろ畑で捕まえて」

テレビドラマになったようですね。 奥田英朗が、好きなら合うかもで、読んでみました。 デビュー作らしいですが、ドタバタ展開で、斜め読み。 この本はいまいちですが、他の本は面白いかも。

おまえさん 宮部みゆき

ぼんくらシリーズ読み終わってしまった。 こんなに面白い時代小説あるんだろうか。 読み終わってしまい寂しい。 そう言えば、ジュリア母が、宮部みゆきを読んでたのはビックリ! 新聞小説と月刊誌の農業女子の本で、読んでたらしい。 怖いよね。この人の話っ…

「日暮らし」 宮部みゆき

「ぼんくらシリーズ」の続きです。 とは言っても話は完結しているので、前作読んでなくても読めます。 主人公のぼんくら度が下がりますが、やはりサクサク読めて楽しいです。 町人の描き方がほんと上手ですね~ お惣菜屋の話を読んでると、江戸時代にタイム…

「ぼんくら」宮部みゆき

この方の本で初めてクスクスと何度も笑いました。 シリーズになってるようので、次も読もう。 主人公の力の抜き加減の上手な生き方を面白く描いてて、これが「粋」でいいのよ~ のろける訳じゃないよ。 ジョニ夫の「ぼんくら」も、人間身があって良いじゃな…

「本所深川ふしぎ草紙」 「幻色江戸ごよみ」宮部みゆき

事件解決の後にしんみり余韻を残すお話親子の関係、夫婦の関係、職場の同僚、様々な人間関係が絡み合って色んな想い、嫉妬、誤解を引き起こす時代物小説です。 7章全部すらすら読める分 頭に残らない(笑) 暇つぶしの本になってる

「おそろし」 宮部みゆき

現代の殺人事件よりは、後味がよく、時代物の本なのに読みやすいのでいいですね。BSドラマにもなったそうです。 一つ一つの短編の怪異の面白さがあって、連作小説のように物語がつながっています。 最後をうまくまとめているつもりかもしれませんが、ちょっ…

「かまいたち」 宮部みゆき

4つの短編小説 時代物の話なので、ところどころ知らない言葉が出てきますが、グーグル先生に聞きながら、勉強しつつ読めました。 時代物苦手な私でも読みやすいです。 特に、「かまいたち」 タイトルにもなっているので、作者御本人も思入れ強いのかもしれ…