「コンビニ人間」 村田沙耶香
FBフレンドさんに勧められて読んでみました・・・
ごめんなさい・・
全く、私には、受付けつけられない本でした。
不快感しか残らない。
とにかく気持ち悪く、読後感も嫌なものが残る。
時間がもったいないとまで思ってしまった・・
この本は、2年前に芥川賞取ってるし、それ以降、18ヵ国語に翻訳されるそうだ。
著者自身が感じた自伝的小説らしいのだが、評価も高く好意的なレビューも多いので、私の感覚が狂っているのかもしれません。
生まれ持った感性、育ってきた環境、その後色々な出会いや出来事で、人はそれぞれ感じ方が違う。
この本だって、私が10年前に読んだら?10年後に読んでいたら?感じ方は違ったかもしれないし。
そうだ。
きっとそうだ。
食事だって、好き嫌いの好み人によって違うし。
歌手だって、この人のどこが歌が上手なんだろうって、思うことあるし。
みんなと一緒である必要はなく、感性は違っていいのだ!
この主人公は、恋愛しない、結婚しない、定職につかずにコンビニバイト。
デリカシーのない他人から、とやかく言われることについて、
自分が異物であると、自覚がありながらも何故か、まったく苦しんでいない。
だったら、同級生と定期的に会わなきゃいいのに。
私ジュリアは、「恋愛」も「仕事」も似たところがあって、こればかりは「ご縁」だと思っている。
自分がいいと思っても、相手が良く思わなければ結ばれないし、続かないし。
他人に、とやかく言われるのが嫌なら、
「結婚は諦めてはいないよ。ご縁がなくてね!」で、笑って全部流せばいいのに。
コンビニがそんなに大好きならコンビニで働いてりゃいいじゃんね。
スーパーだって、外食チェーンもお弁当工場もおもろいかもよ?
と、つっこみたくなりました。。。
全然、主人公に、共感できません。
選ぶ作家陣が「決してこいつは自分の地位を脅かさないだろう。今後名作など書けないだろう」と思わせる人にしか受賞させないそうです。
あははは~なるほど。
情けないけど、もしかしたら真実かもしれませんね。