仮想儀礼 篠田節子
上下巻からなる長編小説です。
洞察力が優れている主人公の教祖は元都庁の職員。
ビジネスセンスがある元編集者の矢口誠ト二人デ始めた宗教団体「聖泉真法会」は、予想以上の成功を収めます。
職を失った男二人が起死回生で始めたのは、宗教という名のビジネスだった。
やがてその成功は、複雑で大きな問題へと変わっていき二人の人生を大きく狂わせていくことに・・・。
とにかく、先が読みたくて読みたくて「上巻」では、教祖に私も惹かれました・・・(笑)
しかし、後半は、これどうなるのよ・・・・
どんな結末?????
展開が全く読めません!!
最後思ったのが、これは誰にも非難できない。
行き場の無い人たちが行きつく先がこれか・・・と。
どっと疲れましたけど、超おすすめの1冊です。
でも2度は読みたくない。